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簡単ステップでLinux Liteをインストール!


Linux Liteのインストール手順:初心者向けガイド

Linux Lite は、軽量で使いやすい Linux ディストリビューションの一つで、特に古い PC に最適です。Windows に似たインターフェースで、初めて Linux を使う方でも違和感なく移行できます。手順をわかりやすく解説します。

1. Linux Liteのダウンロード

次に、Linux Lite のインストールイメージ(ISOファイル)をダウンロードします。
  1. Linux Liteの公式サイト( https://www.linuxliteos.com/ )にアクセス。
  2. ページ上部の「ダウンロード」メニューをクリック。
  3. 最新のバージョンを選んで、希望のミラーサイトからISOファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードするISOファイルのサイズは約1.5GBですので、インターネット環境によっては時間がかかります。

2. インストール用USBドライブの作成

ISOファイルをダウンロードしたら、USBドライブを使ってLinux Liteをインストールするためのメディアを作成します。
  1. Rufus ( https://rufus.ie/ ) やEtcher ( https://www.balena.io/etcher/ ) といったツールを使って、ダウンロードしたISOファイルをUSBドライブに書き込みます。
  2. USBドライブ(最低4GB以上の容量が必要)をPCに接続し、ツールを起動します。
  3. ダウンロードしたISOファイルを選択し、書き込みを実行します。
※ Windowsを使っている場合はRufus、Linuxを使っている場合はEtcherがおすすめです。

3. BIOS/UEFI設定の変更

インストールを始める前に、PCのBIOSまたはUEFI設定を変更し、USBドライブから起動できるようにします。
  1. PCの電源を入れたら、F2Delキーを押してBIOS/UEFIに入ります(PCのメーカーによって異なります)。
  2. 「Boot」タブに移動し、起動順序でUSBドライブを最優先に設定します。
  3. 設定を保存してBIOS/UEFIを終了します。
注意: 一部のPCでは、「セキュアブート」を無効にする必要があります。

4. Linux Liteのインストール

USBドライブから起動すると、Linux Liteのライブ環境が表示され、試用できます。ここからインストールを進めましょう。
  1. デスクトップにある「Install Linux Lite」アイコンをダブルクリックします。
  2. インストーラーが起動し、言語を選択します(例:日本語)。
  3. 通常は「ディスク全体を消去してインストール」を選択しますが、デュアルブート(Windowsと併用)の場合は「他のOSと併用する」を選択します。
  4. 時間帯やキーボード レイアウトを設定します。
  5. ユーザー名とパスワードを設定して、インストールを開始します。

5. インストール完了と初期設定

インストールが完了したら、USBドライブを取り外し、PCを再起動します。再起動後、Linux Liteのログイン画面が表示されますので、設定したユーザー名とパスワードでログインします。
  1. まずログインすると、「Welcome to Linux Lite」の画面が表示されます。この画面では、システムのアップデートやソフトウェアのインストールが簡単に完了します。
  2. Lite Software」や「Lite Tweaks」を使って、システムを最適化したり、必要なソフトウェアを追加しましょう。
推奨ソフトウェア: Firefox、LibreOffice、VLCメディアプレーヤーなどがプリインストールされています。

6. まとめ

以上で、Linux Liteのインストールは完了です。インストール後は、ソフトウェアを追加したり、システムをカスタマイズして、快適なLinux環境を楽しんでください。Linux Liteは、特に古いPCでも快適に動作し、初心者にも優しいディストリビューションです。

ポイントまとめ

  • Linux Liteは軽量で、古いPCに最適。
  • インストール用USBドライブはRufusやEtcherで作成します。
  • BIOS設定でUSBから起動するように調整します。
  • インストール後は「Lite Tweaks」と「Lite Software」を活用します。
Linux Lite は簡単にインストールでき、Windows からの移行もスムーズです。ぜひ挑戦してみてください!

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